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【連載】市報うんなん2024年12月号「ユニバーサルスポーツを普及」

ユニバーサルスポーツを普及


 雲南市では、スポーツを通じた地域共生社会の実現をめざしてユニバーサルスポーツを普及しています。ユニバーサルスポーツとは、年齢や性別、障がいの有無、運動の得意不得意に関わらず、誰もが一緒に楽しめるスポーツの総称です。研究所うんなんと教育委員会スポーツ文化振興室では、昨年度からユニバーサルスポーツを通じて「心のバリアフリー」の大切さを伝える出前講座を実施しています。


ユニバーサルスポーツ「ボッチャ」


 ボッチャはもともと、重度脳性まひ者や重度四肢機能障がい者向けに考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目になっています。今年8月末に開催されたパリ2024パラリンピックでは、日本人選手が3大会連続でメダルを獲得したことでも話題になりました。このような背景もあり、ボッチャの認知度が高まったことで、近年では「障がい者のための

スポーツ」から、「ユニバーサル(普遍的な)スポーツ」として注目されています。


誰一人取り残さない健康づくり


 国民の健康に関する方針「健康日本21(第三次)」では、誰一人取り残さない健康づくりをビジョンに掲げています。私たちも、ボッチャをはじめとしたユニバーサルスポーツで誰もが一緒になって運動ができる機会の創出に力を入れています。普段運動に馴染みのない方も一緒に楽しむことができるユニバーサルスポーツで地域の健康づくりを一緒に始めてみませんか。



ボッチャを楽しむ参加者たち(出前講座)

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